Google AdSense Offerwallを設定していて、最も悩んだのが「セクション」の仕様でした。
Google AdSense Offerwallの記事ページの包含と除外の設定の際、
- このページのみ
- このセクションのすべてのページ
という2択から選択しなくてはなりません。

ここで、「このページのみ」というのは、文字通り対象記事のURLを指しているものだと分かります。
一方、「このセクションのすべてのページ」とその説明が、
- URLの部分一致なのか
- ディレクトリ単位なのか
- categoryやtagでも反映されるのか
実際に試してみないと分からない部分が多くありました。
そこで今回は、実際にOfferwallのURL指定を検証し、
- 反映されたもの
- 反映されなかったもの
- 最終的に分かったこと
をまとめます。
同じようにOfferwallの設定で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
検証しようと思った動機
Offerwallを設定する際、「ページの包含と除外」の指定URLにおいて、「URLが完全に一致するページ」「このセクションのすべてのページ」を合わせて5つまでしか設定できないように制限が設けられていました。

したがって、仮にこの先Offerwallの設定ページを増やしたいと考えた場合、セクションという仕切りを利用して1つのセクションに、より多くの記事を反映できないものか、とふと思いました。
そこで注目した「セクション」というワードですが、AdSenseでいうところの意味がしっくり来ない。。
そこで先ほどの「このセクションのすべてのページ」というものが、次のどれに該当するのか気になり、実際に検証するしかないと思い行動に至りました。
- URLの部分一致なのか
- ディレクトリ単位なのか
- categoryやtagでも反映されるのか
Offerwallの「セクション」とは?
冒頭で触れましたが、Google AdSense Offerwallには、「URLが一致するページ」や「このセクションのすべてのページ」といった設定があります。
しかし、実際に設定してみると、
「どこまでを同一セクションとして判定しているのか」
が非常に分かりづらいと感じました。
今、対象としているURL+スラッグを次のようであるとします。〇〇には英数字、ハイフンが来ても構いません。
例: https://abcde.com/offerwall〇〇
※スラッグとは、WebサイトのURL(パーマリンク)のうち、ページごとに自由に設定できる末尾の文字列のことを指します。
例えば、以下のような疑問があります。
- /offerwall で始まる記事はまとめて対象になるのか
- categoryページを指定すれば個別記事にも反映されるのか
- ハイフン区切りでも部分一致として扱われるのか
今回はこれらを実際に検証してみました。
実際に試したURL構造
現在、Offerwall関係で記事を上げている3つを対象にしてみました。
- /adsense-offerwall
- /offerwall-settings
- /offerwall-seo
※ /の前はURLが付いているものだと思ってください。
これらに対して、Offerwallのセクション設定を変更しながら次の挙動を確認しました。
- /offerwall をセクション指定した場合
- /offerwall- をセクション指定した場合
① /offerwall をセクション指定した場合
まず、/offerwall をセクションとして指定してみました。
すると、
- /offerwall-settings
- /offerwall-seo
には反映されませんでした。
最初は「部分一致」で判定されると思っていたため、これは意外な結果でした。
② /offerwall- も試した
次に、/offerwall- のようにハイフン込みでも試してみました。
しかし、こちらも期待していたようには反映されませんでした。
この時点で、
「単純な文字列の部分一致(パターンマッチ)ではない可能性が高い」
と感じました。
カテゴリーやタグURLも検証してみた
もし、「カテゴリー」や「タグ」でセクションを仕切れるのなら、Offerwallを反映したい記事用にカテゴリーやタグを設ければ良い話になりそうです。
そう願ってこの2つを検証してみました。
categoryページを指定
次に、WordPressのカテゴリーURLをOfferwallのセクションに指定しました。
つまり、Offerwallカテゴリーを作成しました。
その際、WordPressではカテゴリーページは次のようなURL表示となります。(スラッグは小文字)
/category/offerwall/
これで、そのカテゴリーに属する記事全体へ反映されるのではないかと考えました。
結果は一覧ページのみ反応
しかし実際に反応したのは、指定したカテゴリーの一覧ページのみでした。
個別の記事にはOfferwallが表示されませんでした。
タグページでも同様の挙動だったため、
- category
- tag
は「一覧ページ」として扱われている可能性があります。
一覧ページにOfferwall設定を施したとしても、あまり効果は期待されません。なぜならカテゴリーやタグ一覧を見たいというユーザーは数少ない傾向にあるからです。
検証して分かったこと
今回の検証から、少なくとも以下のことが分かりました。
特に、
/offerwall-settings
を
/offerwall
としてまとめられなかった点は印象的でした。
そのため、Google AdSense Offerwallは、
「文字列」ではなく「URL構造」に近い形で判定している可能性があります。
ディレクトリ型URLについて考えてみた
検証していく中で、
/offerwall/settings/article
のような「ディレクトリ型URL」であれば、セクションとして認識されやすいのではないかとも考えました。
ただし、WordPressでディレクトリ型URLへ移行するには、
- パーマリンク変更
- カテゴリー構造の見直し
- URL変更
- リダイレクト
などが必要になる場合があります。
将来的な運用を考えると絶対にリスクは避けられないため、採用を見送ることを考えました。
今回は「ディレクトリ型URL」については検証を行なっていませんが、おそらくGoogle AdSenseで言うところの「セクション」というのは、ディレクトリ構造を指しているのではないかと思われます。
記事数が少ない多いに関わらず、後に記事のカテゴリーを絶対に変更しないとは言い切れません。ブログを始めてから4年以上は経ちますが、記事のリライトを行った際にカテゴリーやタグを変更したことは数多くあります。
アップロードした既存ページのURLを変更すると、検索エンジンからの評価が一時的にリセットされ、検索順位が大幅に下落するリスクがあることは知られています。
そのためURLのパーマリンク設定は「投稿名」にするのが何かと当たり障りが無いというのが私の感想ですが、多くのブロガーもこのように考えています。
おすすめできる運用方法
現在の既存記事に影響を与えずに、運用していく方法としてはいくつかあると思います。
私が今回の検証で思い立ったものとしては、
「Offerwallを適用する記事を限定し、そこへ内部リンクで誘導する」
という運用方法です。
つまり、
Offerwall用の記事を5本程度に絞り、その記事を際立たせる
という考え方です。本命の記事を作り、その関連記事から注目させるといった感じでしょうか。
この方法なら、
- SEOへの影響を抑えやすい
- URL構造を大きく変えなくて済む
- OfferwallのUX悪化を限定できる
というメリットがあります。
まとめ
Google AdSense Offerwallのセクション仕様は、実際に触ってみないと分かりづらい部分が多くありました。
今回の検証では、
など、いくつか興味深い挙動を確認できました。
Offerwallは便利な機能ですが、URL設計や導線設計も含めて考える必要がありそうです。
これから設定する方の参考になれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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