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ブログに信頼・専門性は必要なの? | Google ガイドラインと個人的見解

2023年3月6日

悩める人
悩める人

ブログ記事を書くのに専門性は必要でしょうか?

Google のガイドラインには「専門性」との文言がありました。

専門性を持っていない私は不利なのでしょうか?

今回はこのようなお悩みにお答えします。

確かにブログを全世界の読者に、安心して見てもらうには「安全性・信頼性・専門性」といった要素がある方が好ましいとされます。

しかし、ブログやサイトを運営している人の中には、専門家・専門機関に比べると、圧倒的に一般ユーザーが多いのが事実です。

では、「専門性」の無い方にはブログ運営は不利なのか・・・

こういった点について、個人的見解を含め解説していきたいと思います。

この記事でわかること

  • ブログに専門性は必要なのか?(Google ガイドラインも参考に)
  • 信頼性と信憑性、どちらが大事?
  • 専門的知識を持っていると言わしめる条件
  • 専門性を身につける・高める方法

ブログを始めてから1年と数ヶ月あまりですが、ブログ運営の経験をもとに感じたことを述べていきたいと思います。ブログを始めようか、また「専門性」の有無について悩まれている方にお役に立てればと思います。

ブログに専門性は必要なの?

ブログに「専門性」は必要なのでしょうか?

  • 読者
  • Google

この2つの視点から語ることができます。

読者の視点からの専門性

結論:専門性は無いよりあった方が良い。むしろ必要と言える。

理由:読者に安心感を与え、不安要素を取り除くことができるから。

読者は自身の分からない・知りもしないことを検索して探し求めることが多いです。

例えば、図書館で本を探すときを思い出してください。

自然科学にしても文学にしても、奥付に著者の経歴から専門分野が書かれています。

一般的に、自分が知りたいと思う専門分野を担当している著者の書籍を選ぶと思います。しかし、全く畑違いの分野、例えば文学が専門の著者が書いた自然科学書(もしくはその逆)、これらは世に全く出回っていないわけではないですが、専門的な知識を身に付けようとした場合、その専門性をもった媒体を重視します。


これと同じように、ブログ記事にも言えることで、専門家・専門機関もしくは専門的に書かれたサイト(特化サイト)の方が、人は信憑性をもって安心できるものです。

したがって、"専門性を有する"というよりかは、"専門的知識を持っている"といえる"条件"があればそれに足りると思います。

しかしながら、この両者、

  • 専門性を有する者 = 専門家
  • 専門的知識を持っているといえる条件 = 専門家に限らない

の意味は全く別のものだと私は解釈しています。

記事を書くものが皆専門家ではないですし、かといって専門家でなければ、専門的な記事が書けないわけではありません。それは専門家でなくても専門家に引けを取らないくらい信憑性の高い記事はいくらでも検索で出てくるからです。(例外を除いて)

では、「専門的知識を持っていると言わしめる条件」とはどのようにして第三者から判断されるのか、については後述したいと思います。

また、この記事では「専門家・専門機関であること」を除いた一般の方向け、に解説していきます。

とにかく「専門性」を持ち合わせていると思わせた方が良い、と私は結論します。

Google の視点からの専門性

結論:専門性は必要とする。

その根拠としては Google ガイドラインにて、次のように記載をしているからです。

>> Google General Guidelines

この Google ガイドラインには、次の4つの項目を掲げており、そこには「専門性」が含まれています。

4つの項目

  • Experience (経験)
  • Expertise (専門性)
  • Authoritativeness (権威性)
  • Trust (信頼)

Google はこれら4つの項目の頭文字をとって、E-E-A-T と称しています。

そして、

The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.

Google Guidelines
3.4 Experience, Expertise, Authoritativeness, and Trust (E-E-A-T)

とあるように、4つの項目の中で最も「信頼」を重要視しています。

よって、「専門性」は「信頼」を保障するための1つと言えます。


その「信頼」については続いて詳しく解説してあります。

Trust : Consider the extent to which the page is accurate, honest, safe, and reliable.


The type and amount of Trust needed depends on the page, for example:
● Online stores need secure online payment systems and reliable customer service.
● Product reviews should be honest and written to help others make informed purchasing decisions (rather than solely to sell the product).
● Informational pages on clear YMYL topics must be accurate to prevent harm to people and society.
● Social media posts on non-YMYL topics may not need a high level of Trust, such as when the purpose of the post is to entertain its audience and the content of the post does not risk causing harm.


Experience , Expertise and Authoritativeness are important concepts that can support your assessment of Trust:

Google Guidelines

信頼とは、サイトのページがどの程度正確で、安全でなおかつ信用できるかを検討してください。

必要とする信頼の種類と程度はページによって異なる。例えば次の通りです。

  • オンラインストアは、安全な決済システムと信用あるカスタマーサービスを要する。
  • 商品レビューは正確でかつ他人がその情報をもとに購入決定(単に製品を売るだけであることよりむしろ)の手助けをするよう書かなくてはならない。
  • 明確な YMYL* の話題に関するページは、人々や社会への危害を防ぐために正確でなければならない。
  • YMYL 以外のトピックに関するソーシャル メディアの投稿は、投稿の目的が視聴者を楽しませることであり、その内容が害を及ぼす危険性がない場合については、高レベルの信頼を必要としない場合があります。

経験、専門知識、権威は、信頼の評価をサポートするための重要な概念です。

*YMYL:「Your Money or Your Life」の略。「幸福、健康、経済的安定、人々の安全に影響を与える可能性のあるページやトピック」をいう。


Experience : Consider the extent to which the content creator has the necessary first-hand or life experience for the topic. Many types of pages are trustworthy and achieve their purpose well when created by people with a wealth of personal experience. For example, which would you trust: a product review from someone who has personally used the product or a "review" by someone who has not?

Expertise : Consider the extent to which the content creator has the necessary knowledge or skill for the topic. Different topics require different levels and types of expertise to be trustworthy. For example, which would you trust: home electrical rewiring advice from a skilled electrician or from an antique homes enthusiast who has no knowledge of electrical wiring?

Authoritativeness: Consider the extent to which the content creator or the website is known as a go-to source for the topic. While most topics do not have one official, Authoritative website or content creator, when they do, that website or content creator is often among the most reliable and trustworthy sources. For example, a local business profile page on social media may be the authoritative and trusted source for what is on sale now. The official government page for getting a passport is the unique, official, and authoritative source for passport renewal.

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経験とは、コンテンツ作成者がある話題についてどの程度人生経験を持っているか。多くのページは、個人的な経験が豊富な人によって作成された場合、信頼性が高く、その目的を十分に達成する。例えば、製品を個人的に使用したことのある人の商品レビューと、そうでない人の「レビュー」、どちらを信頼するだろうか?

専門知識とは、コンテンツ作成者がその話題について、どの程度必要な知識やスキルを身につけているか。話題が異なれば、信頼に足る専門知識のレベルや種類も当然異なる。例えば、熟練の電気技師からの家庭用配線のアドバイスと電気配線の知識のない愛好家からのアドバイスのどちらを信頼するだろうか?

権威性とは、コンテンツ作成者または Web サイトが、その話題についてどの程度、信頼できる情報源を提供しているか。多くのトピックでは、公式の権威あるサイトやコンテンツ製作者は表立って出てこないが、存在する場合、そのサイトやコンテンツ製作者は最も信頼できる情報資源の一つであることが多い。たとえば、ソーシャル・メディア上のビジネス、プロフィール・ページが、今販売されている商品に関する権威ある情報源となることがある。


Experience , Expertise , and Authoritativeness may overlap for some page types and topics (for example, someone may develop Expertise in a topic due to first-hand Experience accumulated over time), and different combinations of E-E-A may be relevant to different topics. You should consider the purpose, type, and topic of the page, then ask yourself what would make the content creator a trustworthy source in that context.

Trust is the most important member of the E-E-A-T family because untrustworthy pages have low E-E-A-T no matter how Experienced, Expert, or Authoritative they may seem. For example, a financial scam is untrustworthy, even if the content creator is a highly experienced and expert scammer who is considered the go-to on running scams!

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「経験」「専門性」「権威」は、ページの種類やトピックによっては変わる。たとえば、ある人があるトピックで専門性を身につけたのは、長期間にわたって蓄積した実体験によるものかもしれない。ページの目的、タイプ、トピックを考慮し、そのコンテキストにおいてコンテンツ制作者を信頼できるソースとするものは何かを吟味する必要がある。

信頼は E-E-A-T の中で最も重要な要素。なぜなら、信頼できないページは、どんなに経験豊富で、専門家、または権威があるように見えても、E-E-A-T は低くなってしまうから。


When it comes to Page Quality rating, your assessment of E-E-A-T should be informed by one or more of the following:

● What the website or content creators say about themselves: Look at the "About us" page on the website or profile page of the content creator as a starting point. Is the website or content creator a trustworthy source based on this information?
● What others say about the website or content creators: Look for independent reviews, references, news articles, and other sources of credible information about the website or content creators. Is there independent, reliable evidence that the website or content creator is experienced, has expertise, is authoritative, or is otherwise considered trustworthy? Is there independent, reliable evidence that the website or creator is untrustworthy?
● What is visible on the page, including the Main Content and sections such as reviews and comments: For some types of pages, the level of experience and expertise may be clear from the MC itself. What evidence can you gather from examining the MC or testing the page out? For example, you may be able to tell that someone is an expert in hair styling by watching a video of them in action (styling someone's hair) and reading others' comments (commenters often highlight expertise or lack thereof).

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ページ・クオリティの評価に関しては、E-E-A-T の評価は、次のようなものを参考にする。

  • ウェブサイトやコンテンツ制作者が自分たちについて言及していること。ウェブサイトの「会社概要」ページやコンテンツ制作者の「プロフィールページ」に注目する。この情報をもとに、そのWebサイトやコンテンツ制作者が信頼できる情報源かどうかを判断すること。
  • ウェブサイトまたはコンテンツ制作者についての他人の意見。ウェブサイトやコンテンツ制作者について、レビュー、参考文献、ニュース記事、その他の信頼できる情報源を探す。そのWebサイトやコンテンツ制作者が経験豊富で、専門知識を持ち、権威があるなど、信頼に足ると考えられる独立した証拠があるか?また、そのウェブサイトやクリエイターが信頼に値しないという独立した信頼できる証拠があるか?
  • メインコンテンツとレビューやコメントなど、ページ上で見えるもの。ページの種類によっては、経験や専門性の高さが MC (Marketing Communication)から読み取れる場合がある。そこでどんな証拠が得られるだろうか。例えば、ある人がヘアスタイリングの専門家であることは、その人が実際にヘアスタイリングしている動画を見たり、他の人のコメントを読むことでわかるかもしれません(コメントの次第では、専門知識の有無があからさまになる)。

Important : The website or content creator may not be a trustworthy source if there is a clear conflict of interest. For example, product reviews by people who own the product and share their experiences can be very valuable and trustworthy. However, "reviews" by the product manufacturer ( "Our product is great!" ) or "reviews" from an influencer who is paid to promote the product are not as trustworthy due to the conflict of interest.

Finally, there are many aspects of Trust, some which are not captured by Experience, Expertise and Authoritativeness.
Please consider other aspects in your overall Trust assessment, such as customer service information for online stores or peer-reviewed publications for academic authors. If a page is untrustworthy for any reason , it has low E-E-A-T.

Google Guidelines

重要なこと:ウェブサイトやコンテンツ制作者は、明らかな利益相反*がある場合、信頼できる情報源とはならない場合があります。例えば、製品を所有し、その経験を共有する人々による製品レビューは、非常に価値があり、信頼に足るものである可能性があります。しかし、製品メーカーによる「レビュー」や、製品の宣伝のために報酬を得ているインフルエンサーの「レビュー」は、利益相反のため、それほど信頼できるものではありません。

最後に、信頼には多くの側面があり、経験、専門性、権威性では捉えられないものもあります。例えば、オンライン・ショップの場合はカスタマーサービス情報、学術著者の場合は査読付き出版物など、全体的な信頼性評価には他の側面も考慮することです。

※ ある行為によって一方が大きな利益を上げると共に、もう一方への不利益になる行為のこと

つまり、報酬目的を醸し出しているブログやサイトは、信頼しない方が良い、という教え。商品レビューでも嘘か真かを正しく見極めましょう。


ガイドラインの一部分まとめ

  • E-E-A-T すなわち、経験・専門性・権威性・信頼の4つのうち、最も重視するものは信頼
  • 信頼は、経験・専門性・権威性から積み上げられるもの。
  • 経験とは、ある話題についてどの程度、人生経験を持っているか
  • 専門性とは、その話題についてどの程度、必要な知識やスキルを身につけているか。
  • 権威性とは、社会的に承認を受けた者のことを指す場合が多い。
  • E-E-A は記事のトピックや種類によって変わる。
  • 報酬目的を醸し出しているブログやサイトは、信頼しない方が良い。
  • 信頼には多くの側面があり、経験、専門性、権威性では捉えられないものもある。

作成者の信頼性と記事の信憑性、どちらを重視すべきか?

上記の Google ガイドラインにおいて、少し「信頼性」について見ていきたいと思います。

信頼は、経験・専門性・権威性から積み上げられるものでした。

さらに、Google ガイドラインでは信頼性おいて、

「YMYLの話題に関するページは、人々や社会への危害を防ぐために正確でなければならない。

と正確性を求めていました。

また、上記で訳したガイドラインは一部分で、他の部分に信憑性(credibility)の語句がいくつか含まれているので、Google もそのことには言及していると思われます。訳していて分かったことですが「信頼性≒信憑性」の意味を込めて用いているように思えました。

記事の内容の正確さから信憑性はもちろんのこと、YMYL なら作成者の信頼性も重視されます。これについては後述します。

ここで、辞書的な意味として、「信頼性」と「信憑性」について調べてみました。

「信頼性」と「信憑性」の意味

信頼性: 主観的に安心できること。

主に、機械や商品などのモノ、そして人間に対しても使う。

信憑性: 情報などが客観的に信用できること。

主に、モノに対してではなく、情報や証言、人の言葉、行動に対して使う。

情報の正しさや科学的根拠について表現する場合に「信憑性がある」「信憑性に欠ける」などと用いる。

中には勘違いしているブロガーも

あるブロガーにおいては、信頼性の意味を勘違いして捉えている者もいます。

※ちなみに、該当する記事は YMYL を除いた、その他のジャンルにおいてです。

記事内に、プロフィールカードを設けて、前面に自身の経歴を押し出しているのを目にします。

例えば、

  • ブログ収益(最高額○万円)
  • 各フォロワー○万人
  • 記事内容とは関係のない経歴(経歴とは関係なく誰でも書けるジャンル)

これを押し出して、「この記事の信頼性」と謳っているのを見ます。

側から見ると、信頼性というよりも「権威性」を全面に押し出していますよね。

そう、「信頼性≒権威性」と勘違いしているブロガーのことです。

読者は何を求めているのでしょうか?その記事を書く者の「権威性」なのか、それとも記事の内容の「信憑性」を拠り所とするのか。

大半は、記事の内容を吟味するわけですから、後者だと思います。

いくら権威性があったとしても、その記事が客観的に正しく、一切間違いが無いものだとは言い切れません。権威性が全くなくとも、良質な記事をたくさん書き上げているブロガーさんはいくらでもいます。

前者に取り憑かれている人は、もっと同一の話題でも複数の記事を参照して、比較・検討、分析をしながら疑ってみるのも一つの策と言えます。

そのためには作者の権威性一点から判断せず、記事の内容の信憑性をもとに、その作者の経験・専門性、それから権威性を見て信頼に足るかどうか総合的に判断することが、自身を見失わなくて済む方法だと思います。

一般的に、「信頼性≒信憑性」との面で使われることが多いですが、「信頼性≒権威性」と解しているブログであれば、「信憑性」を重視して惑わされないようにしましょう。

専門知識を持っていると言わしめる条件

専門家でなくても、「専門知識を持っている」と読者から判断される条件とはどういったものでしょうか。

全く専門性がなく、ブログを始めた方でも、次のような行動を取れば問題なく専門性があると判断されます。

専門性有りと判断される条件

  • テーマを絞ってそのジャンルに専念する
  • 一つのテーマについて長期的に行う
  • 学んだ方法や成功・失敗例を紹介する
  • 主観的ではなく客観的事実を交える
  • 定性的ではなく定量的に表す

書く内容のジャンルや記事にもよりますが、専門知識を持っていると判断される条件としては、妥当なものです。

こちらいくつかは、後述して紹介したいと思いますので、最後の2点だけ解説します。

主観的ではなく客観的事実を交える

まず、用語について説明します。

主観的: 自分一人のものの見方や感じ方によるさま。

自身の感情を表立って出す場合が多い。

客観的: 特定の立場にとらわれず物事をみるさま。誰もが納得できる事実。第三者の視線から物をいう場合に使う。

データや数値化された動かぬ事実を題材として、取り上げることが多い。

ブログのジャンルでも「日記」や「雑記」になると、自身の感じた意見や感想がメインとなり、主観的になりやすい傾向があります。

一方、「ノウハウ系」においては、自身の感じた意見・感想とは別に、第三者からの視線に立って検証・分析した結果を元に記事を書かなくてはなりません。さらに多くの事柄に対し比較検証するためには、多くのデータや数値から判断・推測することが望まれます。

定性的ではなく定量的に表す

こちらも用語から説明します。

定性的: 物事を数値化できない部分に着目してとらえることを言う。

数字を伴わない表現は、しばしば主観的になりやすく、認識齟齬が起こりやすい。

定量的: 物事を数値や数量に着目してとらえることを言う。定性的との逆の意味で使われます。

数値や数量は人間の共通の概念なので、認識の違いにズレが起こりにくい。

次の二文、どちらが定量的でしょうか?

  • 1987年当初、東海道新幹線は最高速度 220km/h で運転していましたが、現在では最高速度 285km/h に達しています。東京・新大阪間を2時間半以内でつなぐことができ、大変便利になりました。
  • 新幹線の速度は以前よりも増して、大分速くなりました。東京・新大阪間も一眠りする程度であっという間に着くので、大変便利になりました。

もちろん前者ですよね。

後者は、「以前より」がいつからを指すのか、「大分速くなる」がどれぐらい速いのか、「あっという間に着く」がどれくらいの時間を要するのか、程度の違いがあるものの、主観的な違いにより答えは不一致となることは避けられません。

実は「主観的 = 定性的」、「客観的 = 定量的」と読み替えてもらって問題ありません。ほぼ同じ意味です。


以上の2点の方法は、記事の「信憑性」を高める上でも非常に有効です。

理科系の大学で実験やそのレポート、論文を書いた経験のある学生、製造関係の技術者・エンジニアで報告書を提出する人にとっては当然のことだと思います。正確に相手に情報を伝達する場合、こういった客観的、定量的に表現する方法は効果的です。

確かに、客観的かつ定量的な文であれば、ジャンルは違えど記事内容から専門的知識を持っていると判断されるのは、否めません。

しかし、客観・定量的すぎるとどうしても文章が固く、型式ばったものにならざるを得ません。したがって、時には読者とコミュニケーションを取る意味で、主観的・定性的な表現を部分的に用いるのも良いと思われます。

正確に情報を伝え、筋道を立てて意見を述べることを目的とした、文章技術向上の書籍として次を参考に挙げます。あくまで参考です。

専門性を身につける・高める方法

上記のように、専門知識を持っていると言わしめる条件について述べましたが、その知識を身につける・高めるには次を念頭に行うことがベストだと思われます。(上記とやや重複するところがあります)

専門性を高める方法 3ステップ

  • 学習・実践する
  • テーマを絞って長く続ける
  • 記事内でアウトプットする

それでは一つ一つ細かく見ていきます。

学習・実践する

これはもちろんのこと、学習をしなければ専門性は身につきません。

専門家といえる人も、学習など他方色々な研鑽を踏むことで専門的知識を身につけるものです。

私も現在はこのブログにおいて、「ブログ運営やノウハウ」をメインに記事を書いていますが、初めは右も左も分からぬまま進んでいました。

行ったことといえば、

  • ググって必要な知識を収集する
  • 同じジャンルのブロガーの記事を読む
  • 関連書籍を読む
  • 学んだことや覚えたことを実践する

何も難しいことはなく、学習するとは当然の意味を成す行為だと思います。

特にノウハウ系の記事などはジャンルが異なったとしても、同様の方法で行けますね。

これを何度もループして続けていくと、嫌でもその筋の専門分野に詳しくなります。

テーマを絞って長く続ける

ブログ運営やジャンルの選定についてですが、ある程度テーマを絞ることが肝要です。

さらに、雑記や日記などではなく、ノウハウ系など自身も学びつつアウトプットし、向上していける分野を探すのも一つの手だと思います。

そして、続けるにしても長期にわたってブログ運営をすることを検討しましょう。

なぜなら、長期的に行うことにより、トピックに関するデータや傾向から検証や分析を行うことができるからです。(ブログ運営なら、アクセス数や収益の変化など)

ブログテーマの選定についての関連記事はこちら>>

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記事内でアウトプットする

学習をしたとしても、インプットするだけでは身につきません。これは勉学においても同様のことだと思います。人に話す、教える、議論することで自身の不明瞭さが浮き彫りになります。つまりアウトプットすることが肝心です。

記事なのでアウトプットするには、当然文章で表すことになります。(コメントを有効にすることも一つの手ですね)

例えば、次の3ステップを実践してみて下さい。

アウトプット(3ステップ)

  • 学習方法
  • 学習のために用いた教材・サービスなど
  • 成功したこと・失敗したこと

① 学習方法:効率の良い学習方法などを解説した記事を書く。

② 学習のために用いた教材・サービスなど:用いた書籍・動画教材・有料オンライン学習システムなど(これらは経験記事として、アフィリエイトとして売り込むことができるので一石二鳥です。)

③ 成功したこと・失敗したこと:成功・失敗談などは、これから作業に取り掛かろうとする初心者にとっては、とても有益な情報です。これを積み重ねることで、定期読者がつき信頼を得ることができます。


以上の3ステップを繰り返し行うことで、当然知識も増え、

経験 ⇄ 専門知識 ⇄ 権威性

相互的に自ずと身についていきます。

【番外】YMYL ジャンルは専門家以外なら避けた方が良い

専門性に関して、少し補足しておきます。

YMYL とは Google が提唱した概念で、「Your Money or Your Life」の各頭文字をとったものです。

※こちらも先ほどの E-E-A-T と合わせて Google General Guidelines (Google 検索品質評価ガイドライン) に詳細が載せてあります。

直訳すると、「あなたのお金と人生」となりますが、詳細に述べると「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に影響を与える可能性のあるページやトピック」の分野を指します。

このような YMYL に関する記事に誤情報が載せてあると、その情報を元に行った読者が実質的な被害を被る可能性があります。

例えば、健康面で昨今の新しいものというと、ワクチンや、免疫関連のトピックなどです。

間違った情報が流布されることで、社会情勢に混乱を招かないためにも Google は YMYL という特殊な分野を設け、正確な情報かつ信頼性を確保するために厳しい判断基準を課しています。

特定のジャンルとは?

YMYL のジャンルとは次のようなものです。

YMYL のジャンル

  • ニュース・時事問題
  • 市民の権利・政治・法律
  • 財産・金融
  • ショッピング・買い物
  • 健康・安全 (医療・薬・福祉など)
  • 人々の集団 (人種・宗教・性別など)
  • その他 (生活に関わる事柄)

このようなジャンルにおいて、間違った情報の流布は社会の混乱を招くため許されないことです。

したがって、記事の作成者においては、専門機関・専門家に任されるのがベストとされ、Google 検索アルゴリズムによりその点をチェックされます。

YMYL と E-A-T の関係

そのチェックされる際に、必要なものが上述した E-A-T になります。経験(Experience)を除いた次の3点です。

  • 専門性 (Expertise)
  • 権威性 (Authoritativeness)
  • 信頼 (Trust)

経験が除かれているのは、経験によって身に付いた記事ではないとし、信頼を得るには専門性・権威性の2つを担保としているからでしょう。

YMYL のジャンルで、SEO を改善しようと思ったら次の点に気をつけるべきです。

  • 著者情報を明記する
  • 正確な情報を掲載するために、根拠を示す
  • 最新情報を発信するために、定期的に更新する

例えば、

  • 医療機関 → 医師などの専門家が執筆
  • 財産・金融 → ファイナンシャルプランナーなどの専門家が執筆
  • ニュースや時事問題 → メディア関連会社またはその機関が執筆

これら専門家が執筆し、上記のチェック項目の正確性をアピールすることが肝要です。

人の財産や生命に関する事柄は、専門機関や専門家に任せ、一般の方は手を出さないのが無難です。これは SEO だけでなく、法律的にもです。

まとめ:専門性は焦らずともゆっくりと身に付いていきます!

以上のように専門家でなくても、専門性は後から身につけることができます。専門家も初めは、ど素人です。

専門的知識を身につけるには、学習だけでなく成功や失敗などの経験を要し、長い年月が掛かるものです。

専門性があると言わしめる条件と、それを高める方法としては、次の通りでした。

専門性有りと判断される条件

  • テーマを絞ってそのジャンルに専念する
  • 一つのテーマについて長期的に行う
  • 学んだ方法や成功・失敗例を紹介する
  • 主観的ではなく客観的事実を交える
  • 定性的ではなく定量的に表す

専門性を高める方法 3ステップ

  • 学習・実践する
  • テーマを絞って長く続ける
  • 記事内でアウトプットする

また、信頼とは Google ガイドラインにあるように、信頼は、経験・専門性・権威性から積み上げられるもの、でした。(YMYL を除き)

経験・専門性・権威性の相互関係としては、

経験 ⇄ 専門性 ⇄ 権威性

の関係性があります。

さらに、専門性を身につけることで、それなりの経験、そして経験と専門性を積むことで、それが実績となり権威性も生まれます。

したがって、この土台の3つのうち、まずは専門性を身につけることが信頼を獲得する上での第一歩だと考えられます。

専門といえるものが今無くとも、自分が好きなこと・得意なことを突き詰めると自ずと、詳しくなれるはずです。焦らず一つずつ積み上げていくのが最善だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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