自分のプログ記事とほとんど同一のものが他サイトに掲載されていました。
間違いなく盗用だと思います。
なんとかして対処したいのですが、何か方法はありませんでしょうか?
今回はこのようなお悩みにお応えします。
ブログ記事をネットに公開すると、全世界から閲覧されることは必然で、その記事をどのように扱うかどうかは訪問者に委ねられます。
内容が一部似通っている程度なら分かりますが、全くの同一内容(丸パクリ)の場合、悪意ある行動としか判断がつきませんね。
その場合、ただ指を咥えて眺めているしかないのでしょうか・・・
いいえ!対処方法はあります!
今回は、そのような事態に見舞われたときに、どのような行動をとり対処すれば良いか分かりやすく解説しました。
これは基本的に自ら進んで行動を起こさなくてはなりません。
ブログは財産です。悩んで何も行動しないのではなく、毅然とした態度で立ち向かいましょう!!
気になる or 気になった方はぜひご覧いただければと思います。
この記事でわかること
- パクりを発見する方法
- パクり発覚後の証拠の揃え方
- パクられた時の対処法 (テンプレ付)
- 記事がパクられる理由
- 記事がパクられないための対処法
それでは早速みていきましょう!!
目次
ブログ記事を公開するということは。。

Q. 記事を書く、それと同時にブログで公開するとどうなるか。。
A. 著作権を持ちます。
✔︎ 著作権の発生と効力について
日本弁理士会「著作権とは」
- 著作権は創作と同時に発生する権利で、権利発生のために行政機関等で手続きをする必要はありません。著作権を有すると、自身の著作物の利用を独占できると共に、第三者が無断でその著作物を利用していればそれを排除することができます。
- 「創作的」であることが要求されますので、他人が創作したものを模倣したものや、ありふれたものは著作物に該当しません。また、理論や法則等の「アイデア」自体は、表現を伴わないので著作物に該当しません。
上記のように、著作権を持ったとしてもブログの記事の場合、それが「創作・創造的」なものか、また誰でも書けるような記事であるかどうかによって著作物に当たるかの線引きが曖昧なところがあります。
しかし、記事内容も画像も丸パクリされていたら、これは完全に、著作権侵害にあたります。
断固として許さない!という決心をもって戦いましょう!!
著作権関連の記事としては、下記におすすめ書籍を紹介しています。ブロガーに限らずその他のクリエイターに向けて、著作権侵害の事例から対処法まで詳しく解説しています。ぜひご覧いただければと思います。
-
-
【書評】一度は知っておきたい著作権 | 「クリエーターのための権利の本」
続きを見る
では、つづいて順を追って説明していきますね。
ブログ記事のパクりを発見する方法

ブログ記事のパクりを発見するには、どのようにすれば良いでしょうか。
方法としては、次の2つが考えられます。
- エゴサーチする
競合サイトや記事「タイトル」を検索した際に、酷似した内容のサイトが見つかる可能性がある。 - 読者からお問い合わせを通じて知らせてくれる
よほどのファンユーザーでない限り、難しいと思われます。
したがって、日頃からブログ記事内でコメントのやり取りやユーザーとの交流を深めておくと、そういった機会もあるかもしれません。
ブログ記事がパクられた時の対処法

それでは、ブログ記事がパクられた時の対処法を順を追って説明していきます。
行うことは以下の7つです。
パクられた時の対処法7つ
① 証拠を保存する
自分が書いた記事が、盗用また完全なる転載がされていた場合、証拠として保存しておくことを強く勧めます。
証拠は自身の正当性を立証するための立派な証となります。
証拠のデータとしては、次を用意しておくと効果的です。
- パクリ記事全体のキャプチャ(一部ではなく全体)
- 記事のデータ(投稿日や更新日)
- コピペチェックツールの審査結果
投稿日は、この世に初めて公開した印が刻まれたものなので、特に有効です。
証拠は相手が削除・編集する前に、押さえておくことが最善です。
もしも消されてしまっていた場合。。
キャッシュに残っている可能性があります。

ブログ盗作側のサイトのキャッシュは、インデックス登録により、一定期間残っている可能性があります。
証拠を押さえる前に、削除や編集されてしまっていたら「キャッシュ」を辿るのも一つの方法です。
ですが、見つけた瞬時にキャプチャを撮るなり行動することが得策です!
簡単に外部ツールを紹介しておきます。
✔︎ おすすめの外部ツール
- キャプチャ・スクリーンショット
- コピペチェックツール
②パクり側の情報収集をする
上記のように、証拠を保存したら次はパクり側のサイト情報を収集していきます。
以下の情報を押さえておくと、後々対応がスムーズに進みます。
- パクリ側サイトの URL
- パクリ側サイトの運営者(企業名)情報
- 盗用記事の URL
- 盗用記事の投稿日と更新日
- お問い合わせページの URL や メールアドレス
- SNS アカウント (Twitter など)
- 運用しているサーバー情報
- 使用していると思われる ASP 情報
サイトと SNS を連携しているものが多いです。したがって、管理人がどういった者でどういった関連サイトを持っているのかまで把握しておきましょう。
運用しているサーバー情報と ASP については後で解説しますが、情報収集の方法だけ説明します。
サーバー情報の取得方法
ASP 情報の取得方法
使用している ASP 情報の収集方法としては、広告リンクやブラウザ左下に表示される URL もしくは、短縮した URL を参照してみましょう。
例えば、A8.net なら「a8.net」。もしもアフィリエイトなら「moshimo」などの文字列が含まれるのですぐに分かります。
後の説明で解説しますが、これら2つの情報を押さえておくことは、有効な手段の一つです。
③パクり側の運営者に削除要請をする【テンプレ付】(現在非公開)
いよいよ、準備が整ったら運営者に問い合わせましょう!
こちら側に証拠など正当性がある場合は、強気の姿勢で行くべきです。
以下の連絡先を辿って問い合わせするのがベストです。
- サイトのお問い合わせフォームやメールアドレス
- ブログ記事のコメント欄
- SNS アカウント(DMなどから)
頻繁にブログ記事を更新している管理者で良識のある人なら、すぐに対応してもらえる可能性が高いです。
しかし、中には著作権について何も知らなかったり、白を切る者に遭遇するかもしれません。
証拠も押さえておいて明確に著作権侵害されていると分かった場合、こちら側が下手に出る必要はありません。毅然とした態度で強気で送りつけましょう!
次のような文面の警告文を送るのも手です。「テンプレート」を載せておきます。(現在非公開)
※あくまで、参考までにお使いください(引用)
管理人者さま
以下、略
yumemoriblog.com
しかし、そもそもサイトにコンタクトフォームを設けておらず連絡の術がなかったり、問い合わせに応じない管理者であったなら、次の対応策に進んでください。
管理者に連絡が取れない or 問い合わせに応じない場合の対処法は、次へ
④パクり側の運用サーバー会社に通報する

4つ目はサーバー会社に通報する、です。
ええっ!レンタルサーバー会社が関与してくれるの???って思うかもしれません。
実は、「プロバイダ責任制限法」の施行(2022年10月1日)されたことで、以前よりも侵害についての取り扱いが強化されました。
開示請求の簡易化やその取り扱う情報範囲が拡大されたことで、プロバイダ側(またはサーバー管理運営業者も含む)は著作権侵害や誹謗中傷・その他違法情報(わいせつ・ドラッグなど)について、被害者からの発信者(侵害者)に対して、対応しやすくなりました。
また、プロバイダ等が誹謗中傷など他人の権利を侵害する情報を放置した場合、被害者からの損害賠償請求を受ける可能性が発生します。したがって、サーバー管理業者もこのような対応に講ずるべく権利侵害においては前向きに取り組んでいます。
法律関係の詳細は、下記を参照してください>>
- プロバイダ責任制限法 関連情報Webサイト
プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会 - インターネット上の違法・有害情報に対する対応(プロバイダ責任制限法)
総務省
また、この法律が施行されてから、各サーバー会社も「権利侵害について」の報告窓口を設けていることがほとんどで、一度利用中のレンタルサーバー会社のHPを確認することが望ましいです。
例えば、大手サーバー会社でいうと次のような窓口です。
サーバー会社によって異なりますが、大方のところ次のような対応策を掲げています。
相手方のサーバーを特定するには、再掲しますが次のリンクから調べることができます。(その他多数有り)
サーバー情報の取得方法
以下の⑤、⑥は④と順不同で構わないでしょう。
⑤Google に報告する

続いては Google に報告する、ことです。我らブロガーがいつもお世話になっている「Google」です。
Google はこういった侵害行為に対してもきっちり対応してくれます。
報告し盗用が認められれば、該当する投稿ページは検索結果から削除されます。また相手方はそれなりのペナルティーを受けることになります。例えば、
以下のリンクから Google に著作権侵害の報告をすることができます。
権利侵害の申請方法
以上となりますが、申請時に注意事項1点。
著作物または行為が権利を侵害しているかどうかに関する通知に虚偽記載があった場合は、申立人に損害賠償責任が課せられることがある。オンラインで公開されている著作物が自分の著作権を侵害しているかについて、確証が得られない場合は、弁護士に相談の上、決断した方が良い。
⑥アフィリエイトASPに通報する
次は、アフィリエイト ASP に報告する、ことです。
これはパクられた記事であることに加え、掲載アフィリエイトリンクが貼れられてある場合、被害者が ASP に報告することで侵害者は ASP 強制退会、アカウント停止などのペナルティを受けます。
各 ASP は、著作権違反やその他不正行為に対して厳しく取り締まっており、こちらの報告に対して協議や調停を図るよう努めています。
取り組みについては、例として代表的な ASP を挙げておきます。
違反行為により、ペナルティを受け強制退会となった場合、再度アカウント登録はできないようです。つまりブラックリストに載ります。
したがってこの先、ブログで収益を上げようと考えているのであれば、それが生涯不可能となるわけです。
そこまでのリスクを背負ってまで安易に不正行為(コピペ)をするのは、絶対に止めましょう!!
⑦専門機関・弁護士に相談する
いよいよ、最終的な手段は弁護士に相談する、です。
弁護士といっても、著作権問題を取り扱いなおかつ Web(インターネット) 関係に強い人物に当たるのが良いでしょう。
大概の弁護士事務所は、電話やメールでの問い合わせを受け付けており、場合によっては初回無料の相談に応じてくれるところもあります。
また、訴訟を起こすとなった場合、費用を抑えた少額訴訟もありますので検討してみてはいかがでしょうか。
参考までに検索サイトを挙げておきます。
ブログ記事がパクられる理由

そもそもなぜ、記事がパクられるのか考えてみよう。
考えられるものについて列挙してみました。(個人的推測)
パクられる理由を列挙
その他あるかもしれませんが、自分が思うにはこの程度。
では一つずつ説明します。
①SNS での発信の影響
一般的に、SNS を見るとプロフィール欄に自身の経歴に加え、ブログやサイト運営を行っている場合、URL を載せているものを多く見受けます。
これは SNS を通じ自サイトに流入を促すために行っている場合が多く、フォロワーが集まれば集まるほど、アクセスされるケースも多くなります。
しかし、考えてみてください。
ある程度ブログ活動を経験しているブロガーなら Google analytics を使いこなしていると思われますので、それも分析の一つとして眺めてみてください。
私の場合は、SNS を通じての流入より、Organic Search (Google エンジンの検索)からの流入がほとんどで、SNS を半年ほど頑張ってもそちらからの流入は雀の涙程度でした。
一般的に言えることではありませんが、検索エンジンからの流れというのは、ユーザーが必要としたものを検索の上でアクセスしてくるので、本当にニーズや需要のあった記事に人が集まります。
一方、SNS の場合は、日々のツイートによってフォロワーまたはそれをリプなどで受け取ったユーザーが物珍しさにサイトを訪問するといったケースが多いと思われます。
つまり、サイトにアクセスする目的が違うのです。
したがって、Google エンジンの検索からパクりが発生しないわけではありませんが、SNS での発信によってさらにパクられる機会を増やしているといっても過言ではありません。
さらに、様々な日常の出来事や感情などを SNS でツイートをしていると、そのツイート主の感情や感性・性格などを見抜かれ、「この人だったらパクっても何も言ってこないだろうな。」などと軽く見られる可能性も否定できません。
ちなみに私は、本記事の事柄については、断固戦う姿勢と意思を持っている人間です。
SNS で集客をする人は、例えば自身の商材や創作物を売ったりする目的で扱うのが好ましいと思います。
以上、ここまでが持論でした
②ブログ記事内容のオリジナリティーの欠陥
ブログ記事内容のオリジナリティーの欠陥ゆえ、パクり行為が起こる一つの原因と思われます。
オリジナリティーに欠けるもの
- 誰でも書ける内容、話題(ノウハウ系)
- 自分の意見・感想・主観・持論がない
- 文章が短めの記事
では、逆にパクりにくい記事とは?となりますが、こちらは次の項目で取りあげたいと思います。
ブログ記事がパクられないための対処法

ブログ記事をパクられないためには、上記の項目「ブログ記事がパクられる理由」を解消すれば良いのですが、その他にも対処法がありますので一つ一つ解説していきます。
パクられないための対処法
それでは一つずつ見ていきましょう!
①ブログ記事の書き方や内容について考える
上記の項目「ブログ記事がパクられる理由」として挙げましたが、
- 誰でも書ける内容、話題(ノウハウ系)を避ける
- 自分の意見・感想・主観・持論を入れる
- 文章が短めの記事を控える
を検討してみてください。(持論です。)
ブログ記事においては、ノウハウ系はとても多く、検索エンジン結果にはありふれた内容の記事が上位にあがってきます。特にブログ系ノウハウはSEO関連企業が最も強いのが事実です。
もし、SEO の影響力が強くなり上位に登ったとしたら、嫌でも参照や参考の的となります。
それが好ましくない・避けたいと感じるなら、ノウハウ系から身を引いて、誰でも書けないようなジャンルや自身の体験・経験を交えた雑記関係の記事にすると、パクられる可能性は低くなると思います。
あくまでパクる気を起こさせない、という意味を込めています。
例えば、
- 旅行体験
- 製品使用レビュー
- 日記や書評などの持論
などでしょう。
なぜなら、体験・経験というのは自身の感受性から来るものなので、知識がなく全くの無知であれば、パクろうにも文章構成の違和感や罪悪感が生じると思われます。※もし、それにも関わらず丸パクリするのであれば、それは完全ある悪です。
しかし、パクられた方の被害経験記事を見ると、上記のようなジャンルでも多くの記事が盗用されていたとのことです。
おそらく、著作権侵害についての認識が欠如しているのでしょう。(これは断固戦うしかありません。)
後は、ある程度、自分のロジックを用いて長めの文章を構成することだと思われます。
ちなみに、こういった持論は当然ですが私のオリジナルです。
②コピープロテクトなどの WordPress プラグインを用いる
記事をPCやスマホなどの媒体上でコピーさせないようにするには、コピープロテクトなどのプラグイン を用いることです。
文章を選択することや、右クリックをできなくすることで、テキストや画像のコピーを防止することができます。
つまり、記事が丸パクリされる可能性を下げることにつながります。完全なる転載は妨げることができます。
あくまで丸パクり防止対策の一つです。
それでは、数あるプラグインの中で私も使っていて、評判もそこそこおすすめのプラグインを挙げておきます。
おすすめコピー防止プラグイン
どちらも使用した経験はありますが、前者は、最新の WordPress バージョンに対応しておらず、更新から8年も経過しています。今のところ問題なく使えています。
後者は、最新の WordPress バージョンに対応しており、尚且つ更新も3ヶ月前と比較的新しいものです。(2023年2月現在)
こちら2つのプラグインについて、使用方法・設定方法を解説した記事がありますので、ご覧いただければ幸いです。
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【プラグイン】コピー防止 WP-CopyProtect の設定方法
続きを見る
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【コピペ防止】WP Content Copy Protection with Color Design【プラグイン】
続きを見る
まとめ:記事がパクられないように対策、またパクられたら即行動!

いかがでしょうか?「私は大丈夫だろう。。」という考えを持っている方は多くいるかと思います。
しかし明日は我が身。いつ自身の身に降りかかって来るか分かりません。もしかしたら知らないだけでもうすでにパクリ記事が世に出回っているかもしれません。
万が一のことも考え、著作権を理解し日々のブログ活動から対処法を押さえておきましょう。
ブログ記事がパクられたら以下の順で対処しよう!
まとめ:記事がパクられた時の行動順序
パクられた時の行動順序
- まずは証拠を保存する
- パクリサイトの情報を集める(利用サーバーから連絡先まで)
- 盗用した運営者に対して記事の削除要請をする
- もし返答がなければレンタルサーバー・Google・ASP に通報を行う
- それでも解決しないなら最終的に弁護士に相談する
とにかく、パクりを発見したら早めに行動することです。
盗用した運営者が「問い合わせ」に対して応じなかったり、前向きな姿勢を見せない場合は、レンタルサーバー・Google・ASP・弁護士に報告して、徹底的に立ち向かいましょう。
対処法については次のように細かく見ていきました。
まとめ:記事がパクられた時の対処法
パクられた時の対処法7つ
常日頃から盗用されないための予防策としては次の通りでした。
まとめ:記事がパクられないための予防策
パクられないための対処法
昨今の Web事情や SNS を見ると、著作物をアップする機会も増え、さらに容易になりました。
アップする本人、または利用者においても著作物の取り扱いと著作権についての理解を深め、著作権侵害を起こさないよう両者とも行動すべきです。
著作権についての民事措置・刑事罰の取り扱いにおいて、刑事罰は「親告罪 → 非親告罪」へと厳罰化されました。(2018年12月30日施行)
また「プロバイダ責任制限法」において、著作権侵害の申請手順も簡略化され、取り組みも強化されました。(2022年10月1日施行)
この手の法律について、もう一度よく目を通し、後々知らなかったでは済まない事態に陥らないよう日々気を付けましょう。
真っ当なブログ活動を心掛けましょう!!
参考書籍
✔︎ 著作権について詳しいおすすめ本
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【書評】一度は知っておきたい著作権 | 「クリエーターのための権利の本」
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